発行元 中村 恵里加 .
エディションノート
元捜査第六課所属のアヤカシーー八牧はひとつの決断を下した。仲間を攻撃し命を奪う可能性のある“存在”、そいつをこの世から抹殺し仲間を守るために自分は考えうるすべての手段を使うーーと。 一方、八牧が付け狙う“存在”ーー山崎太一朗は混乱していた。鬼斬りの寄生が進み、アヤカシが近づくたびに意識の連続性が断たれるようになったためである。山崎の必死の願いにも関わらずさらに意識の変容は進み、そして……! アヤカシの命を吸い、人間の魂を奪う鬼斬りの最初の一本ーー童子斬り。 今、その“童子斬り”を巡り、戦いが始まるーー。